こんにちは!「ネットオフィスで働くテレワーカーたちのブログ」編集スタッフのふなよです。前回の、季節で変わるスケジュール ~田舎暮らしテレワーカーの実態<2>~に引き続き、今回は田舎ならではの年間行事と役割についてご紹介します。

馬頭観音祭のお供え
私の住む町は人口6千人弱ですが、行政区と呼ばれる自治会区域が40あり、それぞれに地域の行事を行っています。わが家が属する行政区は、わずか19戸という農村集落。そのため、いろいろな役割が回ってきます。
さて、今回のわが家に下ったミッションは「馬頭観音祭(ばとうかんのんさい)」の当番長。馬頭観音祭は、家畜の生産安定と慰霊、五穀豊穣と家内安全などを祈願するお祭りです。多くは7月17日に行われますが、同じ町内でも冬に行う地域もあります。酪農・畜産が盛んな地域で、開拓に馬が使われていたこともあり、お祭りには全員が参加します。
当番長であるわが家の役目は、
(1)各家に祭りの日時を伝える
(2)お供え物と会食の準備
(3)馬頭観音付近の草刈りと会食会場の準備
(4)当日の給仕
などです。どのような準備をしたらいいか、分からないことは「地域の行事生き字引」であるKさんに聞きます。予算から人気のあるメニュー、誰からどんな差し入れがありそうかまで、何でも教えてくれます。そして当日は、朝9時半の草刈り開始から片付け終了の午後4時まで、ホスト役に徹します。正直大変ですが、これもいい経験と思って一生懸命務めます。
この他にも、元旦に新年会、5月に地域住民運動会、6月と9月に地域神社のお祭り、12月に行政区の総会などの行事があります。草刈りやゴミ拾い、花壇整備や除雪、葬儀のお手伝いまで、年間で結構な回数の役割が回ってきます。
このような地域の付き合いを「大変そう」「面倒くさい」と感じる方も多いかもしれません。しかし、田舎暮らしは自分だけでは成り立たないのも事実。日常生活の中で、ご近所に助けてもらう場面が必ずあります。そのお礼も込めて、地域の行事には参加するようにしています。
何よりも「あの人(私のことです)って何をしてる人なの?」という、地域の人たちの不安を払拭し、仲良くなれる絶好の機会です。仲良くなると、芋づる式に人脈や仕事が広がっていきます。あっと驚くような経歴を持つ人や、その道の達人と出会えるチャンスは、実は田舎のほうが多いかもしれません。
特にテレワーカーという、周りから見ると何をしているかよくわからない職業の場合、「自分を知ってもらう」ことは大切だと思っています。警官が自宅に職務質問に来たり、変な噂を流されたり……ということも、実はありました。
このように、色々な意味で密度の濃い「お付き合い」ですが、支え合いが地域の絆を深め、いざという時の力になると痛感しています。行事は平日の日中も多いですが、仕事の調整ができるテレワーカーの利点を生かし、これからもできる限り参加していきたいと思います。
この「田舎暮らしテレワーカーの実態」は、シリーズでお送りしています。次回は「田舎暮らしテレワーカーに必要なもの」を紹介する予定です。お楽しみに!
これまでの記事はこちら!
▼季節で変わるスケジュール ~田舎暮らしテレワーカーの実態<2>~
▼「珍しい」は仕事のタネになる! ~田舎暮らしテレワーカーの実態<1>~
タグ: テレワーカーのコラム , ライフスタイル , 北海道
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