こんにちは!「ネットオフィスで働くテレワーカーたちのブログ」編集スタッフのこめっちです。
「私たちのワークライフバランス」では、ワイズスタッフのネットメンバーやローカルオフィススタッフによるコラムをご紹介します。今回は、弊社の社内メールマガジン・週刊『ワイ・わい・Y's』に掲載した過去のコラムを再掲しています。(2005年8月9日掲載分)
学生時代に魅力的な恩師と出会ったTさん。現場から教育の場へと引きぬかれた恩師の、机上の空論ではない言葉には説得力があったそう。深く心に残った教授のスピーチとは……?
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【自身】棚からぼたもち~T・Kさんの巻~
花の女子大生時代、キャンパス内では「つなぎ」に白い長靴姿。ときには、検査のためにと涙を飲んで、入院牛の尿を素手で受けたこともある(だって急にするんだもん)。大動物専門の獣医師を目指していたのだ。
恩師は、現場から教育の場へと引き抜かれてきた異色の存在。岡本太郎似で、牛に真っ向勝負といったオーラを放ちつつ、大動物の治療はもちろん、最先端技術うんぬんよりも、常に農家の利についてを真剣に考えている人だった。現場のエピソードが得られるとあって、彼の講義や実習は人気があり、学生の熱気にあふれていた。
「ヨモギ摘みに行こう」と、研究室生を従えて夕方の川原へ繰り出す。「牛の胃の異常発酵抑制に効くんです。薬に頼らなくても自然のものでよろしい」。ヨモギを探し吟味する、大真面目な、でも少年のような彼の眼に、夕焼けがきれいに映りこんでいた。
その教授が定年を迎えられたときのスピーチは、深く心に残っている。「『棚からぼたもち』。確かに人には『運の善しあし』があります。でも、高い確率で、そのぼたもちを自分のものにするために、棚のできるだけそばまで自ら近寄る努力だけは怠らないでください」。
タグ: テレワーカーのコラム , 先生 , 動物
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