こんにちは!「ネットオフィスで働くテレワーカーたちのブログ」編集スタッフのさなです。
「テレワーカーの本棚」では、ワイズスタッフのメンバーによるお薦め書籍をご紹介します。テレワーカーならではの視点で書かれた感想文を、本選びのお役に立ててください。最近テレワークを始めたT・Yさんがお薦めする本はこちら。知識は「思考の棚」に整理しておくことが重要だそうです。
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『自分のアタマで考えよう』ちきりん著
~T・Yさんによる感想文~
著者の"おちゃらけ社会派ブロガー"ちきりん氏がつづる「Chikirinの日記」は、1エントリー平均4万人のユニークユーザーを持つ人気ブログです。トピックは、政治、経済、国際関係から、個人のキャリア、お金の使い方、ライフスタイルなど多岐に渡っています。独自の意見を展開する思考プロセスを自ら解説したこの本は、インプットとアウトプットの間にある「考える」という行為を振り返るよいきっかけとなりました。
「書物や授業を通して先人のすばらしき思考の功績を知識として学び、さらにその上に自分の頭で考える」ことを理想としている著者は、「知っている」と「考える」は別のものであることを強調し、「知識」を「思考」にどう活用するかを学ぶ大切さを説いています。
序章から終章まで全11テーマの中で最も印象に残ったのは、終章の「知識は『思考の棚』に整理しよう」というテーマでした。この章では、自分が手に入れた知識を「それをもとに考えたこと(=思考)の中に整理して格納しておくこと」が重要と述べられています。そして、「『もし次にこの棚に入るべき情報が手に入ったら、なにが言えるか。結論はなにか』について、事前に考えておく」ことも大事で、その結果「『その情報を手に入れる価値』も判定できます」とありました。
先日、仕事であるサイトの企画に携わった際、企画を練る段階にたどり着くまでに想定以上の時間がかかったということがありました。クライアントの業種に携わるのが初めてだったので、情報収集に時間がかかるのは仕方ないことだと思っていましたが、本書を読んでいるうちに、「思考の棚」に情報を格納して、次に知りたい情報や、手に入る可能性のある情報とそこから言えることを強く意識して臨んでいれば、その時間は短縮可能であったことに気付きました。
限られた時間の中でアウトプットできる人は何が違うのでしょう。「なぜそんなことを思いつくの?」というような発想の人、すぐに気の利いた意見が言える人は、数多くの「思考の棚」を持っているそうです。テレワーカーとして働く上で、どんな「思考の棚」が必要になってくるのでしょうか。それは、先輩方を見習いつつ、自分の頭で考えて、これから作っていくことになります。


